AdWords広告はSEOの時間と手間をお金で買うと考えてみる。
「なんじゃそりゃ!」と思った方はここでブラウザを閉じて下さっている結構、「ん?」と思った方はこのままお付き合い下さい。
目次
SEO(検索エンジン最適化)対策の問題点
[img src=”https://nuko-factory.com/wp/wp-content/uploads/2016/07/160712-blog-seo.png” alt=”SEO(検索エンジン最適化)対策の問題点” width=”513″ height=”500″ align=”center” fullsrc=”” linktext=””] SEO対策は検索エンジンのプログラムを「予測」して対策を施しますので、「必ず」上位で掲載される保証はありませんし、競合サイトが増えてくれば順位は変動します。また検索エンジンのプログラムが変更されれば今までの対策が全て無意味になり、最悪掲載順位が急落するリスクを伴います(そうしたことを考慮したうえで対策を行う必要があるのですが)。また正確なSEO対策を施しても期待する順位に掲載されるまでには時間と手間がかかります。よく「SEO対策はお金がかからない」と言われますが、期待する結果を得るまでの機会損失を考えるとコストはやはりかかってしまうのです。
AdWords広告はSEO対策のコストを含めたリスクを減らすことが出来る
[img src=”https://nuko-factory.com/wp/wp-content/uploads/2016/07/160712-blog-03.png” alt=”AdWords広告はSEO対策のコストを含めたリスクを減らすことが出来る” width=”513″ height=”500″ align=”center” fullsrc=”” linktext=””] 一方、 AdWords広告の掲載位置は一定です。予算や入札金額、さらにグーグルの診断結果により表示されなかったり、掲載位置内での掲載順位の変動はありますがほぼ保証されています。これはマーケティングにおいて大きなリスクヘッジです。キャンペーンサイトや生まれたてのサイトに時間はない
「今年の夏にこのサービスを売り込みたい」
「新商品を早く検索結果で上位表示させたい」
という場合でもAdWords広告は有効です。逆にこうしたスピードが要求されるサイトではSEO対策のように検索結果の1ページ目の上位に時間がかかる手段をとっていては売上を得る機会損失が増すばかりですし、商品やサービスの「旬」を伸ばしてしまいます。
なぜ大手はあんなにCMを打つのか?
それは商品・サービスの「認知度」を上げるためです。
企業の売上にとって「新規顧客からの顧客化」と「顧客化単価の向上」は必須命題です。商品やサービスを認知してもらい購入の候補に入れてもらうために大手もこれほどの努力を払っていますし、それだけ大事なことなのです。
SEOをサポートするためにAdWords広告を並行して実施する。
ここまで読まれた方の中には
「じゃあSEO対策はダメなの?」
という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
ダメではありません。
WEBマーケティングにおいて「順位変動が少ないSEO対策」は強い武器となります。ただ必ずしも期待する結果が得られる保証がない、期待する結果を得るまでに時間と手間がかかってしまうリスクを負うということなのです。
そこでこんな考え方も面白いと思うのです。
[img src=”https://nuko-factory.com/wp/wp-content/uploads/2016/07/160712-blog-04.png” alt=”SEOをサポートするためにAdWords広告を並行して実施する。” width=”500″ height=”513″ align=”center” fullsrc=””]いかがですか?
これならSEO対策が結果を出すまでの時間を稼げますし、SEO対策が本領を発揮し始めたら同じ予算を有効に活用することが出来ますね。
要は考え方です。
「◯◯はいいけど△△はダメ」という考え方ではなく「AdWords広告とSEO対策」両方の利点を活かしたマーケティング手法をとればいいわけです。
マーケティング活動で「これだけでいく!」という考え方は危険です。
弊社ではご相談を頂く際に複数のツールによるマーケティングをご提案しています。
最初はお金と手間がかかるかもしれませんが、結果的に得られる成果が大きければコストパフォーマンスに優れるわけですし、お客様の業種・業態・地域性を考慮してプランを考えていかないとせっかくの予算と手間が水の泡となってしまう危険性があります。
というわけで、今日はSEO対策をサポートするためにAdWords広告を有効活用しましょう!というお話でした。
それではまた!