ブランドとは自分たちが実現したい理想の姿です。
ここ最近「業界イメージを変えたい」という相談を受けており、自分なりにブランディングについて色々と考えています。ただ、これはWebに関わって以来ずっと抱えていたジレンマである、
「Webが企業広報のメインチャネルになれない」
の答えでもあるのですが、これは結局ビジュアルは企業ブランディングの1側面に過ぎないからなんですね、当たり前なんですが。(話が長くなるのでこれはまた次の機会に)
いくら社長や代理店が「こうしましょう!」と考えても意味はない、ブランドを作るということは企業や団体が「こうありたい!」という理想がないといけないわけです。
まずは自分たちの理想をしっかり考えてみよう。
誰のためのブランディングなのか、弊社はまずは社内・団体のメンバーのためである、と考えます。自分たちが「いいな、この企業・団体と仕事したいな、メンバーとして活動したいな、ここのサービスが欲しいな」と思えないとお客様は選んでもらえないからです。
販売代理店やフランチャイズの考え方も「ブランドを貸してもらってビジネスをする」ということですが、これだって「いいな、楽しそうだな」というところがスタート地点であるわけです。
ロゴマークやかっこいいホームページは後からでもいいんです、自分たちが楽しくやる気をもって仕事に励むことが出来るため、今取り組んでいる仕事の理想形についてしっかり考えてみましょう。
それではまた。