オンライン・メンタルクリニック活用のすすめ

お久しぶりの更新です。
さて、私とお付き合いのある方たちはお気づきだと思いますが、私は以前からメンタルを病んでおり、人間関係や社会生活で色々と苦労やトラブルを抱えておりました。今も現在進行系で漢方薬を服用したり治療に努めていますが、先日、思い立って東京のメンタルクリニックのオンライン診断を受診したところ症状の改善が見られたのでぜひメンタルでお悩みの方たちにも紹介したいと思いこの記事を執筆することにしました。

以下、オンライン診断を活用する際のポイントです。

目次

対面じゃないからリラックスしてコミュニケーションできる

メンタルが弱っている場合、対面でいきなり初対面の人に自分が伝えたいことをうまく伝えるってすごく難しい。というか、病院に行くだけでもめちゃくちゃ疲れて、1秒でも早く自宅に戻って休みたいと思っているので、ほぼ無理なんですよね。しかもお医者さんはカウンセラーではなく「お医者さん」なので案外ビジネスライクな態度で余計緊張するというか裏切られたような感じがしてものすごく辛い。

なので後からきちんと自分が苦しんでいる症状を伝えることができずに「ああ、この苦しみは誰にも分かってもらえないんだ」と深い絶望に陥って余計に症状が悪化することがあるのです。

しかしオンラインならそんな対面の不安もいらないので、お医者さんと結構冷静にコミュニケーションをとることができます。そしてこのメリットを最大限活かすためには、次のことに注意してください。

お医者さんに過度な期待をしないこと

精神科医は「お医者さん」でカウンセラーではありません。
お医者さんは患者さんの症状を診察して適切な治療を行うことが仕事なのでカウンセラーのように「じっくり話を聞いて、痛みに寄り添う」なんてことは業務上行いません。メンタルクリニックを受診される方はここを勘違いしてしまいお医者さんが「はいはい、じゃ薬これね〜」という態度をとると「見捨てられた」「あの医者はひどい」と絶望感からヒステリーを起こすのですが前提条件が違うんですね。何よりメンタルクリニックでいちいち患者さんの症状に同情していたらお医者さんのメンタルが壊れてしまいます。

・・とは言え、やはりメンタルが弱っているときにこれを対面でやられると辛いのは辛い。
でもオンラインからこうしたショックからも対面と比べると緩和されるのも大きなメリットのひとつなのです。

症状を客観的に伝える

例えば車に乗っていて、ヘッドライトが点かなくなった時に、
その時、電話やお店で「ヘッドライトが点かないからすごく不安で怖くて、もう人生終わりじゃないかって〜もう死のうかなと悩んで〜(泣)」
・・・とは言いませんよね?
仮に言ったとしてもお店の人は
「(いいからヘッドライトが消えたのはいつで、どっちのヘッドライトか教えてくれ〜)」
と思うはずです。
また風邪で病院に行った時にも「頭がぼんやりする」「喉が痛い」など、現在の症状をお医者さんに伝えますね。

メンタルクリニックも同様です。
メンタルクリニックでは事前にネットで問診票に症状などを送信するのですが、可能な限り「客観的」かつ「わかりやすく」症状をお伝えしてください。
ここでしっかりと時間をかけることが大事です。あなたはいわば先述したヘッドライトの付かなくなった車なのです。自分のトリセツを作っているのだ、という意識で取り組んでみましょう。同時にこれは後々自分のメンタルに向き合うときにもとても役に立ちます。

後から考えてここで手を抜かなかったので実際の診察の時も「この人(自分のこと)こういう症状なんですわ〜」と人ごとのように先生と話すことができたのと、診察後も自分のメンタルを客観視できる習慣がついてメンタルの改善に役立ちました。

実際に診察を受けたあとの感想

めちゃくちゃ楽になりました!
・歯痛が治ったような
・風邪が治ったような
・頭痛が治ったような
・喉の痛みが治ったような
とにかく「痛み・苦しみ」が取り払われてスッキリしました!
いや〜メンタルの苦痛って、痛みだったんですね〜。もう目から鱗、もっと早く病院に行けばよかった。
もちろん完全に治ったわけではなく、あれからもイライラしたり、物にあたったり、出先で暴言を吐いたりとメンタル不調の症状は出ましたがその頻度は少なくなったし、何より今まで他人の目線や行動が気になりすぐにイライラして大声を出したり、物にあたったりして社会生活に支障をきたしていたことが、自分の性格が100%原因なのではなく「そういう気質」である、症状として「対人過敏症」であると診断してもらえたことで、「ああ、やっぱり性格だけではなくおかしいところがあったんだ、私という存在だけが原因ではなかったんだ」と長年に渡る、両親、学校の先生、同級生、会社の人間関係など、心無い暴言や決めつけによって傷ついた耐え難い苦しみからようやく解放されました。

この安堵感がどれほど心地よいものか!
おかげで自分の感情を素直に表現し、また理解し、無理せずうまくコントロールができるようになり、外出や対人が怖くなくなり、仕事で失敗しても以前のような消えてしまいたいような絶望感とそのあとから襲ってくる「自分を許せない!」という破壊的な衝動を原因とするヒステリー症状からもほぼ(全部ではない)解放され生きることのストレスげ減ってきて生きることが楽になりました。

本当に受診してよかったと本当に心の底から先生とオンライン診断が可能になった今に時代に感謝しています。

処方された薬について

メンタルクリニックというと「ヤバい薬を処方されて、薬漬けにされる」
なんて先入観をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、私が処方されたのは
ツムラ漢方柴胡加竜骨牡蛎 の医薬用でした。
1回目の受診では2週間分、2回目の受診では1ヶ月を処方してもらい、ネットの「とどくすり」で自宅に届けてもらいました。

ちなみにこの漢方薬はネットでも購入できます。私は処方された薬が切れたあと不安だったのでアマゾンで購入しました。とどくすりでは薬剤師さんがこちらもネット面談で処方の前に面談してくれるのですがあまり刺激が強くないのでネット購入で服用しても問題ないですとアドバイスしてもらいました。いあy,本当にいい時代ですね〜

まとめ

最近はメンタルクリニックを受診するハードルがようやく下がってきたなと感じるようになってきましたね。どこか体の調子が悪くなればすぐに病院に行くのは当たり前なのにメンタルクリニックは「甘え」とか「根性が足りない」とかいう昭和のバカな考えがまかり通っていて、苦しんでいるのに楽になれない大勢の方たちがその誤って認識の犠牲になってきました。

でもメンタルクリニックのオンライン受診ならそんな心配は必要なし、歯医者さんや外科のように絶対に対面じゃないと治療できないなんてことはないのですから。むしろメンタルクリニックこそオンライン受診を積極的に利用するべきです。地方にいても都内の最新のメンタルクリニックを都合の良い時間に利用できるのですから利用しない手はありません。

ぜひこの記事を読んだ方で「最近ちょっと気分が重たいな〜」「ちょっとしたことでイライラしてしまって困ったなぁ」ということがあれば軽い気持ちでメンタルクリニックのオンライン受診を利用してみてください。

最後に私が実際に利用したクリニックのWEBサイトのリンクを貼っておきます。
それでは次回は「スクワットと基礎体力作り」についてお届けします(笑)それではまた〜!
(あ〜全部ぶっちゃけてスッキリした〜〜〜〜〜〜)