楽天市場への出店をぬこファクトリーがオススメしない理由
ぬこファクトリーでは楽天市場・ヤフーショッピングへの出店をオススメしていません。また出店サポート業務もお断りしています。
ただし、
・年間の予算が人件費別で1000万円かけられる
・全部制作から運営まで全部外注できる
・1年間は赤字でも可能
・よくわからんがお金はある
こうした事業主様は該当しません、バンバンお金をかけてジャンジャンバリバリ稼いで下さい。
この記事はぬこファクトリーの主な顧客層である以下の事業主様向けです。
・そんなにお金はかけられない
・できればそんなに手間もかけたくない
・難しいことは分からないから簡単なほうがいい
こうした事業主様達です。
(まぁこうして書くとじゃあなんでECサイトやるんですかって突っ込みたくなりますが、それはまた別のお話ということで)
ECサイトも通常の企業サイトもSNSも、「続けることが大切」です。しかし楽天市場・ヤフーショッピング、特に楽天市場は「始める」「続ける」ためのハードルが全部自分で作業しなくてはいけない地方の中小企業・個人事業主様にはとても高い!
はっきり言うと「お金の無駄」であり、そうした例をいくつも見てきました。
ではなぜ「楽天市場・ヤフーショッピング、特に楽天市場」をオススメしないのか、その理由についてご説明します。
目次
楽天市場への出店をオススメしない理由
その1:ショップを開設するまでが大変
申し込みまではいいのです。
しかし、その後にやらないといけないことがとても大変なのです。
・売る商品を決める
商品名を決める
画像・動画を撮影する
説明文を書く
商品ページを作成する
商品のカテゴリーは?
価格は?
仕入れ値は?
自社発送?
発送はいつ誰がやる?
在庫の管理は?
在庫の受発注管理は誰がやる?
受発注の経理処理は?
・送料を決める
商品別
地域別
運送会社は?
梱包資材は?
いくらから送料無料?
宅配便以外の送料は?
サイズは?
料金は?
etc、etc、、、。
・支払い方法を決める
クレジットカード?
クレジットカードの種類は?
銀行振込は?
入金口座は?
電子マネーは?
電子マネーの種類は?
コンビニ決済は?
代引き交換は?
銀行振込は?
etc、etc、、、。
もうこの3つだけでECサイトをやるのが嫌になってきますよね・・。
実際楽天市場には
「ショップの開店を出店者に催促するだけのサポートチーム」
という冗談のような担当が存在します。
これがウザいくらいほぼ毎日電話をかけてきます。
てかウザいです。
ただそれくらいしないと楽天市場の開店て面倒くさいからやらないんですね(笑)どんだけ面倒くさいのかと(笑)
楽天市場に申し込んでみたはいいけど開店までたどり着くことが出来ずに挫折した事業主さんて結構いるんだろうなぁ・・。
その2:月額料金が高い
がんばれ!プラン(俺たち楽天の奴隷となって頑張れという意味でしょうか?)
月額料金:19,500円
システム利用料:月間売上高の3.5%〜7.0%
スタンダードプラン(奴隷ではなく下僕になりたいならこれくらい払えという意味でしょうか?)
月額料金:50,000円
システム利用料:月間売上高の2.0%〜4.5%
・・・高くないですか・・?
年間の固定費として考えると何もしなくても最低年間234,000円がなくなっていくわけです。
これから開設しようとしているショップの年間の売上と利益はいくらですか?経費はいくらですか?
頭を冷やして冷静に考えて下さい、楽天アドバイザーは自分たちのノルマもあるので甘く調子のいいことしか言いません。
逆に言うと、こうした最低限の計算も出来ないのならネットストアの運営は無理です、潔く諦めましょう。
これにさらに「システムサービス利用料」として、アフェリエイトの費用負担や、「モールにおける取引の安全性・利便性向上のためのシステム利用料(税別)」とかいう、運営側の義務で賄うべき費用すら出店者が「月間売上高の0.1%」もの金額で負担しなくてはいけません。
もはやこれって詐欺の手法ですね。
その3:管理画面が「大変大変」使いにくい
ものすご〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜く使いにくいです。
色んなサービスの管理画面に触ってきましたが、管理画面を触っていて殺意を覚えるのはこの楽天市場だけです。
(ヤフーショッピングもなかなかえげつないですが)
ひとつの作業を行うために管理画面のあっちに行って、こっちに行って、また戻ってきたと思ったらまたあっちに行って・・・と基本的な作業を覚えるだけでもとても大変で、これでやる気をなくしてしまう出店者さんも大勢いらっしゃると思います。
これは本当になんとかして欲しいし楽天市場を運営して一番苦痛に感じるポイントだと思います。
ぬこファクトリーはこの苦痛を金輪際味わいたくないのでサポート業務を終了することにしました。マジF○○kですはい。
その4:商品ページが時代遅れ
これはページ制作を担当する方にとって大変な苦痛を味わうことになる理由なのですが、実は楽天ではモバイル専用ページとPC専用ページとが分かれています。
これだけでも大変な苦痛なのですが、モバイル専用ページでは「CSS」が使えません。もう一度言います「CSS」が使えません。
あまりの時代錯誤な機能に怒りすら忘れてしまいました。
その後は・・ネットでfontタグなどかろうじて対応している古式ゆかしいHTMLタグをググりながら大変な苦痛を味わいながらページを作成しました。辛かった・・。
「月額料金:19,500円」も払ってまで肉体的・精神的苦痛を味わう人を増やしたくないとぬこファクトリーは切に願っています。
その5:楽天や関連企業のカモにされる
数々の困難と苦痛と赤字を乗り越え念願かなって開店して待っているのはさばききれないほどの注文メール、・・・ではなく楽天本体や関連企業からの営業電話です。。
これもなかなか殺意を覚える所業です。。
一体私が何をしたのかと・・前世の行いに過ちがあったのかと運命を呪いたくなるほどの苦痛が待っています。
平日に作業していると絶対に日に3回は電話がかかってきて作業を中断させられ集中力を途切れさせられます。
殺意を覚えますが相手は電話の向こう側でせせら笑っているので、猫動画やぬこファクトリーのYouTubeチャンネル「ぬこファクトリーの日常」を見て殺意を抑えるしかありません、マジF○○kです。。
その6:もう10年以上楽天は改悪ばかり続けていて改善されたことがひとつもない
「もうこの会社とは2度と関わるか!」
と思ってもなんだかんだと縁があって数年おきに触れるのですが、、、何も進歩していないんですよね・・・。
毎回「この人達この数年一体何をやっていたんだろう?」と崩れ落ちそうな脱力感とともに思うんですけど変わってない・・。
あと最近楽天市場は送料無料サービスを始めましたが、その負担は出店者側が負担しているんですね。辛いなぁ。。。
広告を出さないと検索結果で上位に表示されないし、その検索エンジンも30年近く前の「infoseek」のままだし、管理画面は使いにくいし、月額料金は値上げする一方だし、セールや色んな販促キャンペーンのときは負担が増えるし・・。
楽天をやるメリットが全く見い出せません。。
それでも「それはぬこファクトリーにスキルがないからそう感じるからであって、実際やってみたら儲かるんでしょ?」と思っているそこのあなた、肉体的・精神的・経済的苦痛など何も感じないタフなあなた、どうぞ楽天市場に出店を申し込んで開店を目指して頑張って下さい。
ただし、何があっても自己責任でお願いします。
私はもう生涯二度と楽天とは関わりませんから。
(ヤフーとはWEB広告があるので仕方なく・・)
ECサイトを出店するなら「STORES」がオススメ!
ではECサイトを開設するならどこがオススメなの?
それは「STORES」です!
「STORES」開設のメリット
その1:利用料が無料で手数料が安い
その2:管理画面の操作が簡単
その3:無理なセールスなどがない
簡単に言うと「ブログサービス」の感覚でネットストアを立ち上げることが可能です。
商品ページの作成もすごく簡単だし、銀行口座とキャッシュカードを持っていて、スマホで写真を撮ってブログにアップすることができる方なら誰でもECストアを開設することが可能なサービスです。
「STORES」のデメリット=集客は自己責任
これが楽天市場・ヤフーショッピングとの違いです。
「STORES」は同じECサイトが集合してひとつのサービスを形成おらず、それぞれのECサイトが独立して運営されているので、集客はそれぞれが行わなくてはいけません。
しかしその分余計なコストもかかりませんし、簡単な操作でECサイトの立ち上げが可能なのです。
もちろん商品ページその他全てのページはPC、スマホ共通です。
ぬこファクトリーでは「STORES」を使ったECサイトの立ち上げをお手伝いしています。
分からないことがあれば「STORES」のサポートを通じてしっかりサポートします。
これからECサイト立ち上げに挑戦したい!とお考えの事業主様、お気軽にぬこファクトリーまでご相談下さい。
まとめ
繰り返しになりますが、ECサイトもWEBサイトもSNSも「続けることが大切」です。これはぬこファクトリーがいつもお客様にお伝えしているいわばぬこファクトリーの「ポリシー」です。
初めてのECサイトの立ち上げで、ストアの立ち上げ段階で挫折してしまうようなサービスを利用するのではなく、「STORES」のような立ち上げから集客まで無理せず自分のペースで行うサービスで「ECサイトの運営」をじっくり勉強できるほうが身につくのではないでしょうか?
初めてのECサイト制作はいきなり背伸びするのではなくて運営のノウハウを身につけるところから始めましょう。
それではまた〜。