これからのWEB制作でやっちゃいけないSEO対策
グーグルがWEBサイトの品質に関するガイドラインを掲載しているのですが、今まで常識だったSEO対策がスパム扱いされることが判明しました。知らなかったでは済まされない、グーグルが示すSEO対策のスパム行為を確認しておきましょう。
グーグルが明示したスパムになるSEO対策
以下の内容は「ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)」からの抜粋です。
- コンテンツの自動生成
- リンク プログラムへの参加
- オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
- クローキング
- 不正なリダイレクト
- 隠しテキストや隠しリンク
- 誘導ページ
- コンテンツの無断複製
- 十分な付加価値のないアフィリエイト サイト
- ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
- フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
- リッチ スニペット マークアップの悪用
- Google への自動化されたクエリの送信
ワードプレスの定番プラグイン「Google XML Sitemaps」はオワコンか?
今回のガイドラインの中で最も注目すべきなのは、一番下の項目、
Google への自動化されたクエリの送信
ではないでしょうか?
これはワードプレスによるWEBサイトには必ずインストールされていると言っていい検索エンジンに自動生成されたインデックスファイルを送信するプラグインなのですが、グーグルがインデックスを自動で送信することを明確に否定しています。
Google の利用規約では、どのような種類かに関わらず、自動化されたクエリを Google から明示的な許可を事前に得ずに Google のシステムに送信することは禁止されています。
リソースの浪費につながる自動化されたクエリの送信には、WebPosition Gold などのソフトウェアを使って自動化されたクエリを Google に送信し、さまざまなクエリによる Google 検索結果におけるウェブサイトやウェブページのランキングを調べようとする行為が含まれます。
ランキングを調べることに加えて、その他の自動化された手段で許可なく Google にアクセスすることも、Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)および利用規約への違反にあたります。
無限と思われるグーグルのリソースもこれだけサイトが増えてくると、インデックスのリクエストも膨大な量になります。グーグルとしてもそうしたリソースは少しでも利益になることに使いたいというのが本音でしょうね。
定番プラグイン「Google XML Sitemaps」は弊社のこのサイトにもインストールされていたのですが、現在検証も兼ねて機能を停止させています。
この結果についてもまた後日お伝えしようと思います。
それではまた!