そのSNS無理して運営していませんか?

そのSNS無理して運営していませんか?

またまた更新頻度が落ちているぬこファクトリーです。
コロナウィルスのせいで「今年はもっとSNSの運営を増やすぞ〜!」・・・と思っていたのですがなかなか続きません。

やっぱりSNSの運営代行を業務として謳っている以上、興味を持ってくれているお客様に納得してもらえるように、自分のところのSNSでも成果を出さなくては、、と思うんですけど、業種が業種ですし、発信内容をどう工夫すべきかあれこれ悩んでしまい、Instagram以外はほとんど手がついていない状態です。

かろうじて続いているInstagramもこの有様で、もはや業務用SNSなのか、私門屋の個人アカウントなのかよく分からない状態となっています。

う〜ん・・・と悩んでいたところ、あるときこんな記事に出会い、悩みから開放されることとなったのです。

目次

無理せず自分にあったSNSを運営すればいい。

これは2020/10/09に「文春オンライン」に掲載された、有名ブロガー「ちきりん」さんと、「pha」さんとの対談記事から抜粋したものです。

pha 10年前はブログとかツイッターが新しいものとしてもてはやされていたけど、今はユーチューブとかインスタグラムが人気ですよね。やっぱり文字を読むことからみんな遠ざかっていっているのかな。まあ、もともと文字を読む人っていうのはあまり多くないんでしょうね。

ちきりん それ、文字が好きな私やphaさんにとってはさみしい感じもしますけど、でも、選択肢が増えるのはすごくいいことですよね。新しいものが出てくると、いつだってみんなが飛びつくけど、実際にはそれが全員に合っているわけじゃない。ウォークマンが出てきたときは、電車の中でみんな音楽を聞いてました。そんなに音楽好きじゃない人も、みんな音楽を聞いてたんです。でもそういう人はそのうち離れていく。

 ブログも同じです。みんながみんな、人に読んでもらえる文章が書けるわけじゃない。そういう人はブログしかなかったときは苦労してたと思います。でも、文章は苦手だけどしゃべるのが得意という人は、ユーチューブが出てきて救われました。長文は書けないけど、短文で気のきいたことが言える人はツイッターで救われる、おしゃれなお洋服が好きな人はインスタで救われ、メンタルは強くないけど、リア充で活動的な人はフェイスブックで居場所を作れる、みたいに、自己発信のツールが増えれば増えるほど、救われる人が増えるでしょ。発信ツールの数、今はせいぜい20種類くらいですけど、もし200種類くらい発信ツールが開発されたら、もっとたくさんの人が自分を表現できるようになるんじゃないかな。

引用元:「自分メディア時代は終わる!」 ちきりんが描く、“教祖”抜きで成り立つネット社会とは | 文春オンライン

よく「今はこれが流行っているから、これをやったらいいんですよね?」という人がいますが、(しかも言うだけでやらないのですが)別に他人がやっているからやらばきゃいけない、ということはなくて、

自社(自分)が実現したいことに最適なメディアは何か?
どのメディアが自分には向いているか?
どのメディアなら続けて運営できるか?

を基準に考えて取り組めばいいのです。

筋トレやスポーツと同様、WEBメディアは「続けられるか」が大事

私は小柄で痩せているので、腕立て伏せやバーベルを使った運動は苦手であまり続かないのですが、昔から散歩で長時間歩くのは好きだったので、最近は室内で使えるステッパーで30分ほど運動をしています。しかし、今までの筋トレと違いそれほど苦痛に感じることもなく、毎日運動を続けられています。
同様にこのブログも更新頻度は少ないですが、もう何年も続けられています。

WEBメディアで成果を出すためには「続けること」が重要です。

これはこのブログで本当に何年もずっとお伝えし続けていることですが、なかなか実感として伝わりにくいことでもあります。
しかし「筋トレへの取り組み方」を例に考えてみれば、自ずと納得がいくのではないかと思います。

まとめ

ぬこファクトリーのビジネスは、小売店や飲食店のような一般消費者を相手にしたビジネスではなく、あくまで法人もしくは個人事業主などの「ビジネス客」がメインです。

ですから、下請けとして使ってくれるお客様に見つけてもらうことが前提です。
ぬこファクトリーの業態や、私の人となりを知ってもらうという意味ではSNSの運営も有効なのですが、私としては運営しているこのWEBサイト内の様々なページを見て読んでもらって、ぬこファクトリーのサービス内容や考え方を知ってもらった上でご相談を頂きたいと考えています。

そうしますと「達成したい目的」を解決しようと検索エンジンを使って解決策を探している人達に対してPRするのが最も有効な手段です。
そうした場合、ブログを根気よく続けることで、

・SEOに強いサイトに育てることができる。
・幅広いキーワードを内包したサイトに育てることができる。
・豊富なキーワードで検索される可能性を育てることができる。

と、大きなメリットが得られます。

ただし、この方法は時間がかかるのと、配信してもすぐに効果が現れません。
「今日のパンを売り切りたい!」と考えているパン屋さんには、LINE公式、もしくはInstagramの運営をオススメします。
話題を集めたいならおもしろパンを作ってtwitterで拡散してもらうのもいいかもしれません。

このように、目的や自分にあっているかで取り組むメディアは変わってきますし、きちんと結果は伴ってくるのです。
余談ですが、私個人は表に出るのが苦手なので、例えばYouTubeの運営などはとても考えられません。
これも無理せず続けられるかということの重要な判断基準ですね。

いずれにせよ、10年ほど前と違い、自由に利用できるSNSが増えたおかげで、表現を実現するための手段が豊富に揃ってきました。
流行な他人の意見に惑わされることなく、自分にあった方法で末永く続けていきましょう。

おまけ

最近お気に入りのYouTubeチャンネル「ノースサファリサッポロ」をご紹介しましょう。

この動物の表情や動き、MC森さんの楽しい雰囲気はYouTubeでないと伝わりませんね。
自社の魅力を理解して最適なメディアを使って配信している好例と言えるでしょう。

もうひとつ、こちらはぬこファクトリーのお客様「型枠大工業杉盛工務店」の社長ブログです。

最近社長ご自身が「勝ちパターン」を見つけたようで、得意のロックやスポーツの造詣を惜しげもなく披露されており、短いながらも内容の濃い、業務ブログとは思えない楽しいブログとなっています(?)
是非皆さんも「すぎはらさん」のブログを応援しましょう〜!

皆さんも無理なく続けられて、自社の魅力を伝えられるSNS運営を実現して下さいね。
それではまた〜。

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