前略社長様、御社のWEB予算が適切かどうかお答えします!
久々の更新です。
おかげ様で去年から今年にかけてWEB広告に関するご相談を多数頂いておりまして、いよいよ県内でもWEB広告に取り組む機運が高まってきたなと感じると同時に、県外の広告代理店さんに美味しいところを持っていかれないように頑張ろうと、気を引き締めているところであります。
(県内企業の皆さん、がんばりましょう!!)
さて、今日の話題なんですが、去年の暮れにとあるWEB広告運営代行を承っております社長様から
「適切な運営予算と運営成績について教えてほしい!」
と相談を受けました。
目次
社長さんは不安なのです。
ぶっちゃけこの話題って、なかなか的を射た質問ではあるんですが、はっきり言って正解がない答えなんですよね。
「そりゃ予算は多いほどいいですよ社長ぉ〜(笑」
と言いつつもない頭で色々考えておりました。
要するに社長様としては
「ぼったくられてんじゃないか?」
「いいように言いくるめられてんじゃないか?」
「本当は他社さんはもっと効率よく運営してるんじゃないか?」
とお考えだったんだと思います。
その気持ちはすごくよく分かる。
つーかそんなお客さんの不安を解消してもらいたい、というのがぬこファクトリーの基本姿勢なのでなんとか社長の不安を拭い去ってもらいたいと、年末年始の宿題としてあーでもない、こーでもないと色々調べてようやく社長への回答が完成し、メールでお送りしました。
で、その内容が我ながらよく出来ていたので、ポイントを引用しながら皆さんとシェアしようと思います。
WEB広告も通常の広告も考え方は同じなんです。
予算が適切かどうかについても、御社の売上、経費の割合など内部の
方でないと分からないことですのでなんとも判断のしようがないところです。「適切な指標」
というのは業種・業態・事業の規模によって変わってきますので一概に
申し上げられないところではあります。一応CPC広告の予算を決める際の目安として、
「広告予算=(売上原価)ー(原価・人件費)ー(確保すべき利益)」
が指標とされています。
例えば売上が同じ1億円の企業でも利益率が数%違えば、経費として使える宣伝広告費の金額は変わってきますね。
では売上が10億円の同業他社ならその10倍の宣伝広告費が使えるかというと、その企業の財務状況によってもっと使えるかもしれないし、使えないかもしれない。
そうなると、唯一の方程式は
「広告予算=(売上原価)ー(原価・人件費)ー(確保すべき利益)」
となるわけですが、そのほかにも様々な変数が掛け合わさってくるので、「絶対にこうです」とは言い切れないのです。
でもこれって「WEB広告」も「通常の広告(テレビCMやチラシ広告)」なども考え方は同じですよね。
WEB広告のコストは”日々変化する”
WEB広告のコストは
・キーワードの入札単価
・広告の入札単価
・エリアの入札単価
・表示させるユーザー属性の入札単価
・広告オプションの入札単価
・上記を全部足して、何か魔法の数字で割った金額!
となります・・。(本当はもっともっと色んな要素があるのでしょうが、私の頭が追いつかないので割愛・・。)
こうした数字は広告運営を行う前にある程度はシミュレーション出来ますが、日々の運営によってどんどん変わってきます。
一番分かりやすい指標は、
・広告の品質
・広告からリンクされたページの評価
この2つです。
そして、この「評価の基準」とは、グーグルの場合、徹頭徹尾「ユーザーの役に立つ情報かどうか」を評価されるわけです。
ガーデニングのグッズが欲しいと思っている人が、WEB広告を見て
「自分の悩みを解消してくれるかもしれない」
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希望通りの商品を見つけて購入することが出来た。
これがグーグルの理想とする美しいWEB広告の姿です。
仮に同じキーワードにA社は100円を入札価格として設定し、かたやB社が500円を設定していたとしても、A社の広告とリンク先のページのほうが
「よりユーザーのために役に立つ」
と評価されればA社の広告が上位に掲載される場合がありますし、より安い入札単価で広告を掲載することができるようになり、より広告を効率よく運営することが出来ます。
こうした競争が日々様々な業種やキーワード、エリア等の入札で行われいるのがWEB広告なのです。
ですからWEB広告の費用は1日でも同じ内容ということはないのです。
それこそ秒単位でコストは変化していると考えてもらったほうがいいのです。
WEB広告の最大の魅力はやはり”結果の可視化”
なぜ最近愛媛県の企業でもWEB広告に関心を持ってもらえるようになってきたのか?
もちろんスマートフォンを始めとするインターネットユーザーの増加と接触時間の増加、コストが自由に設定できることなど、WEB広告の魅力は尽きないのですが、私個人としては、”結果の可視化”ではないかなと考えています。
従来の広告媒体に比べてWEB広告は”全ての結果がログとして可視化”されます。
これは従来の広告媒体には逆立ちしても真似出来ない最大のメリットです。
「なんとなくテレビCMを続けてきたけどちゃんと費用対効果は出ているのか」
「きちんと投下した予算に対しての結果を知りたい」
という社長様、事業主様は是非WEB広告をご検討下さい。
宣伝広告費の最適化は税理士さんや商工会に相談してみましょう。
と言うわけでWEB広告の予算の算出について、WEB広告の特徴を紹介しながらご案内してきましたが、お分かり頂けましたか?
私から以上なんですが、上記の説明を踏まえて、では実際に御社の財務状況を踏まえて年間いくらまでなら宣伝広告費として使えるか、これはもう社長ご自身か、取締役会、税理士さんや商工会の経営相談窓口でないと分かりません。
「なんとなくこのぐらいかな〜?」
でもいいんですけど、せっかくWEB広告に興味を持たれたのなら、これを機会に御社の財務状況を踏まえて予算を作成されてみることをオススメします。
思わぬ経営目標が見つかって、もっと効果的なWEB広告の活用目標が見つかるかもしれません。
そのときには是非ぬこファクトリーにお声がけ下さいね。
今日は2月22日、ネット界隈では「ニャー(2)ニャー(2)ニャー(2)の日」と言われています。
つまり今日は”ぬこファクトリーの日”でもあるわけです(笑。
最近おかげ様で忙しい毎日でしたが、なんとか今日中にブログを更新することが出来ました。
ブログも続けることが財産になるメディアです。
これからも皆さんのお役に立てるブログとなるよう努力してまいりますので、よろしくお願いしますニャー。
それではまた。