TV CMがこれからオワコンになっていく理由。

これからTV CMがオワコンになっていく理由。

こんにちは、ぬこファクトリーです。
おかげ様でまたWEB広告のご相談を頂きました。
このままではWEB広告屋さんになってしまいそうですが、制作も忘れないように日々勉強しないとなぁ、と気を引き締めています。

とは言えこれも時代の要請です。「もっとWEB広告のお悩みにお応え出来るようになったろうやんけ!」というわけで、現在LINEの広告プラットフォーム「LINE Ads Platform」を勉強中です。
(先週問い合わせしたのにまだ返事がないんですけどLINEさん・・)

そこで資料を色々見てたんですけど、色々面白い発見があったのでブログにまとめてみました。

目次

LINE Ads PlatformのNG業種・商材

まず、LINE Ads Platform最新の媒体資料から「LINE Ads PlatformのNG業種・商材」を抜粋してみました。
これがなかなか面白いのですよ。

・宗教関連(魔除け関連、霊感商法関連、神社仏閣等)
・エステ(一部除く)
・ギャンブル関連、パチンコ等(一部公営くじ除く)
・アダルト(成人対象の性的な商品サービス等のアダルト全般、性的表現が扱われている作品サービス、児童ポルノを連想させるもの等の青少年保護育成上好ましくない商品サービス、お見合いパーティー等)
・出会い系(インターネット異性紹介事業、お見合いパーティー等)
・無限連鎖講、MLM
・探偵業
・たばこ、電子タバコ
・産経用品(避妊具、女性用体温計等)
・武器全般、毒物劇物
・政党
・公益法人、NPO/NGO、社団法人(一部除く)
・生体販売
・医療系、美容整形系、ホワイトニング、病院・クリニック、特定疾患の啓蒙サイト
・整骨院、接骨院、鍼灸院等
・医薬品、医療機器の場合でLINE公式アカウントのNG商材にあたるもの
・消費者金融(一部除く)
・質屋
・オークション、入札権購入型オークション
・マッチングサイト(一部除く)
・ポータルサイト、掲示板
・アフェリエイトサイト
・情報商材
・ポイントサイト(ポイントサービスを主体としたサイト)
・弊社(注:LINE株式会社)競合サービス(メッセンジャーアプリ、SNSアプリ、ニュースキュレーション、ゲーム、投資型/寄付型クラウドファンディング等)

厳しい!!
思ってた以上に大変厳しい内容です。
昨今のWEBメディア、サービスの中でも群を抜く厳しさと言っていいかもしれません。
それだけLINEがこれから将来に渡って、「健全なWEBコミュニケーションプラットフォーム」としてのブランドイメージを確立することへの本気の意気込みを感じます。

・・と同時に、現在のテレビCMの状況が見えてくるのです。

テレビCMは無法地帯になるかも

テレビCMにもルールはありますが、深夜帯ともなると正直ここまで厳格か?というと少し(いやだいぶ)怪しいですね。
テレビCMの歴史が特に明確なルールもなく、時代の流れに応じて受けられるものはどんどん受けてきた歴史があるからしょうがないし、今ではご法度ですが、タバコのCMの中には実に優れたCMもありました。

しかし、今やテレビCMは上記のNG業種が幅を利かせているのが現状です。

売上を確保するためにもはや倫理など構っていられなくなってしまったテレビCMはこのままでは(特に地方局などは)無法地帯になってしまうかもしれません。

テレビにCMを出す、ということが将来的にブランドイメージを損ねるようなことにもなりかねないのです。

テレビCMは企業に避けられている

WEB広告の相談を受ける回数が増えた、ということは、つまりは既存の広告媒体から予算が移ってきているということです。
(同時に予算を増やせる企業さんはまだ数が少ないですからね。)

これはテレビCMが企業さんから避けられているということです。

WEB広告が「同じ予算を使うなら、もしくはより少額の予算で自由に広告を運営したい、さらに結果を数字として詳しく知りたい」という顧客のニーズに応えているのは当然なのですが、金額以上に「テレビCM」の持つイメージを忌諱しているのではないか?と感じることがあります。

でなければテレビCMの需要が下がることはないと思うからです。
テレビCMは本当に顧客の求めるサービスを提供出来ているのでしょうか?

WEB広告を始めるなら今がチャンス!

こうしたことから、これからWEB広告はますます参入が増えてきて、予算も増えてくると思われます。
広告を掲載するための基準が公平を期すために「入札制」が基本である以上、これは避けられないことであると思います。

また、WEB広告の種類や手法も、今後多様化が進むでしょう。

将来に渡り適正な価格でWEB広告を運営し、次々と新しい技術が進むWEB広告のトレンドをつかみ続けるためには、今がいいタイミングではないかと思います。

もちろんぬこファクトリーにご相談頂ければ、最適なご提案と運営をお約束します。
愛媛県も今年がようやく「WEB広告元年」となりそうですね。

それではまた。

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