WEB広告を活かすホームページにするための方法。
どうも、ぬこファクトリー門屋です。
今年はSNS広告、WEB広告と、ネット広告だらけの1年でした。
同時に制作の知識は遅れつつあって危機感を覚える年でもありました。
ぬこファクトリーのホームページ制作は、1からデザインやソースを起こすのではなく、コストと効率を考えて既存のテンプレートをカスタマイズする方針でサービスをご提供していますが、それでもやはり最新のトレンドを日々キャッチアップしていくのは大事なことですので、そこはやはり努力を怠らないようにしなくちゃいけないなと思うわけです。
そこで今日の話題なのですが、グーグル広告、ヤフー広告共に、広告がクリックされたリンク先のホームページ、これを重視する方針は共通しています。
逆に言うとどれだけ広告にお金と時間をかけても、リンクした先のホームページがきちんとしていないと、せっかくの広告も無駄になってしまいます。
今一度、WEB広告を活かすホームページにするための方法についてご案内していきましょう。
目次
定期的な更新作業の実施
まずは一番取り組みやすい施策がこれですね。
私がいつも口酸っぱく言っている「ブログを更新して下さい」という作業です。(当ブログも2ヶ月ぶりですが、、、)
あれもこれもと手を出して、結局尻切れトンボになるくらいなら、ブログ一本に絞ったほうが効果があります。
ブログでなくてもお店なら「今月のキャンペーン」でも結構、とにかく定期的に情報量を増やしていくことが大事です。
でもできれば箇条書きの2、3行で終わるのではなく、何かしら起承転結のある文章になるとよりベターかと思います。
これから先「5G」時代の到来に伴い、いろんな情報サイトや制作会社なんかが「これから動画の時代だ!」と煽ってくると思うし、文章が読まれる頻度は少なくなってくるでしょう。
しかし、グーグルのヘルプや関連サイトを見ると、シンプルなデザインながらも、やはり文章によるコンテンツが主流です。
ということは、まだまだWEBコンテンツの主流は「文章と画像で構成された、オーソドックスなページ構成」であると言えます。
それに我々のような個人事業主、店舗、中小企業はおいそれと「動画」に手を出せませんし、ビジネスにつながるような高品質な動画制作を配信するには、まだまだ時間とお金をかけられません。
でも文章と画像なら、自分たちでなんとか出来ます。
お店の様子を画像で撮影してアップしてもいいですし、「写真AC」のようなフリー素材サイトを活用してもいいですね。
まずはできることからコツコツと、工夫と努力で続けてみて下さい。
コンテンツ内容の見直し
定期的な更新とは言え、あまり業務と関係ないことばかり更新されるのもあまり関心しません。
パン屋さんのサイトなら、「運営しているホームページのドメインにパンに関するキーワードを注入する」という意識を持って運営してみて下さい。
検索エンジンに「○○というドメインはパンに関する情報が掲載されているドメインだ」と認識させるのです。こうなると検索結果にも影響しますし、「WEB広告」に関しても「ユーザーに役立つサイトにリンクされている、良質な広告である」と評価され、「より安価な予算で上位に掲載される」という好循環を生むことになるのです。
実はこのあたりの「WEB広告」と「ホームページ」の関係性について、よく理解されていない方が多いのが実際です。
「WEB広告は予算をかけたところが強いんだ」
と思い込んでいる方が多いのですが、実はそんなことはなく、逆に適正な予算と、ユーザーのために丹念に運営されているホームページがあれば、公平な評価を得られるシステムなのです。
ホームページの新着記事に昨夜の自分の釣果や飲み会の様子をアップしても、あまり効果は得られないのではないでしょうか?
正統派のSEO対策
SEO(エスイーオー)対策というと、「人を騙して上位の検索順位を盗む行為」というイメージを持っている方も多いかもしれません。
でもぬこファクトリーの考えるSEO対策はちょっと違うのです。詳しくはこちらのページをご覧下さい。
簡単に言うと「検索エンジンに検索されやすくするために、もっと言うと”検索エンジンに好かれるサイト作り”」ということになります。
で、こうしたサイトは「WEB広告」のシステムにも好まれるサイトになり、「より安価な予算で上位に掲載される」結果を得られます。
掲載コンテンツやデザインが「見る人対策」ということなら、SEO対策とは検索エンジンという「プログラム対策」と言えますね。
これを高度なレベルで両立するのが、これからの時代に求められるホームページ制作会社と言えると思います。
ただ、最近では無料ブログや「グーペ」などのような、高度なホームページを手軽に運営できるホームページ制作サービスも誕生しています。
こうしたサービスは予め検索エンジン対策を考えた設定を管理画面から行えますし、独自ドメインも運営できるのでWEB広告のリンク先として十分に活用出来ます。
ご予算に合わせてホームページを運営したい方はこうしたサービスも是非ご検討下さい。
ホームページの表示スピードの高速化
これもある意味SEO対策に含まれる施策なのですが、ちょっとプロでないと難しい作業です。
しかし、WEB広告・検索結果において非常に重視される項目であることがまた悩ましいところです。
ちなみに今日現在(2019/12/21)のhttps://nuko-factory.com/のGtmatrixの結果です。
ここに至るまでの経過も紆余曲折があったわけです。
当然こうした試行錯誤がノウハウになっていくわけなんですが、こうした取り組みを普段の仕事をこなしながら成功させるのは大変ですね。
ただひとつ、簡単にできるホームページの高速化の方法がひとつだけあります。
それは、「より高性能なサーバーに変えること」です。
特にぬこファクトリーも使っている「エックスサーバー」をオススメします。
様々な機能を管理画面で使用できる上、サイトの表示スピード高速化も考慮したサーバー設計になっています。
手っ取り早く表示スピードを向上させるなら、投資だと思ってWEBサーバーの変更を検討してみましょう。
当然表示スピードが向上すると、検索結果にもWEB広告の品質判定にも良好な結果を得られますから、より高いクリック率を得られます。
かけるところには惜しみなく投資するのもビジネスの基本です。
補足:SNSの運営にも取り組んでみましょう。
最後に、これも改めてなんですが、SNS(ソーシャルメディア)の運営にも取り組んでみましょう。
確か面倒だし、難しいし、やってメリットがあるのか、と疑問に思うことがあるかと思います。
しかしお店や一般消費者がお客さんのビジネスにおいては、「あなたのビジネスのファンを作るメリット」は計り知れません。
また、一般消費者だけでなく、B to Bでも最近はグーグルなどの検索エンジンだけでなく、ソーシャルメディアの検索機能を使って目的のお店やサービス、商品を探すユーザーが増えています。
さらに普段からSNSの発信を行いファンを作っておけば、SNS広告(Facebook広告、Instgram広告、LINE広告)を配信する時にもあなたのファンが拡散してくれたり、ファンのお友達にリーチ出来たり、高い効果を得られます。
広告と言ってもやはりある程度の認知度があるブランドであるほうが有利なのは変わりません。
当たり障りない内容でも構いません、普段からユーザーの目につく場所にあなたのお店やブランドを目に触れさせておく、ということが大事です。
ホームページはネットにおける情報発信の基本!
WEB広告を配信するにせよ、SNSを運営するにせよ、最終的に行き着く先は、独自ドメインで運営されているホームページであるべきです。
これは自社のビジネスが借り物でないことと同じです。
借り物のビジネスとは言わばフランチャイズですね。ネットで例えるなら「楽天」「ヤフーショッピング」などのネットストアに例えるとわかりやすいでしょうか。
しかし独自の店舗やビジネスを運営されているなら、いつアドレスが変わってしまうかもしれないこうした借り物のアドレスでは、アドレスが変わってしまった場合にSEO対策も含めた時間とお金が無駄になってしまいます。
独自ドメインのホームページは運営をやめない限り、ドメインが消失することはなく、継続的なサイト運営は、ドメインがインターネットの世界で力を持ち続けるのです。
つまりは「手間暇かけて、日々きちんと運営しているホームページを持つことが、WEB広告においてより良い結果を得られる」ことになるのです。
インターネットの世界は日々目新しい技術やメディアが生まれますが、まずは自社のホームページをコツコツとお客様のために運営することを心がけましょう。
それでは今年の更新は以上です。
皆さん、良いお年を。
それではまた!