ブランドイメージは守っていく努力をしないと逆効果になるというお話
松山市内のとあるパン屋さんは、手作りのとても美味しいパンを作るし、お店の作りもすごくお洒落と評判なのですが、実はここの営業車の運転が「とても乱暴!!」なので私はここのパンはなんか怖くて絶対買わないのです。
(余談ですが、一方通行を営業車が逆走した上、歩行者に向かってドライバーが怒鳴りつけているのを見たこともあります。絶対何があってもあそこでは買わない笑)
これがいわゆる”ブランディングの事故”というやつなんです。
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見えないところがブランディングの肝!
ここのパン屋さんのように「ロゴマーク」・「店舗のデザイン」・「印刷物、WEBサイトのデザイン」がしっかりしているところはよく見かけますね。きっとオープンする時にオーナーさんが気合入れてデザイナーさんと一緒に作ったんでしょうね。「おぉ!」と思わせるような品質に出会うこともあります。
しかし・・そのロゴデザインを背負ったクルマが狭い住宅街の道を、私の体スレスレに凄いスピードで、クラクションをけたたましく鳴らしながら走り去っていくのを見たらどうでしょうか・・・?
ブランディングの構築はまずは内部のボトムアップから。
見えるところは目に見えるから気がつきやすいし、何より作業していて楽しいんですよね(笑。何よりお金も発生するので気合も入ります。一方、目にみえない部分、
- 経営理念を考える
- 経営理念を社員やバイトさん、パートさんに理解してもらう
- 経営理念を浸透させる
- 経営理念を業務において実施する
これは大変です。手間もかかるし、すぐに目に見えて売上が上がるわけでもない。はっきり言って辛いです。
でも、小資本の地方の企業やサービスが勝つ!のは私はこの「見えない部分のブランディング」を行うことではないだろうか?と思うのです。
いい会社・いいサービスって何だろう?
弊社はこれからずっと「いい会社」であり続けたい、と思っています。
では「いい会社」とは何でしょう?
私はまずはそこで働く人が「いい人」であることと、お客様が「いい会社だな」と憧れてもらえることではないかなと思います。
いい会社で働くいい人が制限速度30キロの道を50キロで歩行者を蹴散らすように走らせるでしょうか?それを見たお客様が憧れてくれるでしょうか?そこでモノを買おうと思ってくれるでしょうか?
今の時代、お客様の感性に合ったサービスや接客が出来ない企業・サービスは次々と淘汰されていきます。安売りをしても質の悪い顧客が集まるだけで商売が苦しくなるだけです。
機能ではなくストーリー、価格ではなく感動でお客様が動く時代なのです。
そんなブランディングの構築に取り組んでみませんか?
それではまた。