なぜブランディングに取り組むことになったのか?ブランディングに取り組むにあたって。

サービスとはブランドの体現である

さて、今年新年最初のブログ記事ということで、皆さん年末年始はいかがお過ごしでしたか?私は毎年恒例の年明けサイト納品で事務所で新年を迎えました。代理店のS様、今年も新年早々ご迷惑をおかけしました。お嬢様へのお詫びが必要でしたらいつでもまいりますので今年もよろしくお願いします。。

と私もようやく落ち着いてブログを書けるようになりましたので、なぜ突然ぬこファクトリー株式会社がブランディングに取り組むことになったのか、初音ミクのメドレーを聴きながらつらつらと書いていこうと思います。

 

目次

見た目を変えても変わらない

そもそも去年の暮れからある建築業のお客様から「自社・ひいては業界全体のイメージを変えていきたい」という相談を頂いて何度も忙しい合間をぬってお会いしてもらいながらヒアリングを重ねてきました。そうなると必然的に「ブランディングってどういうことだろう?」と頭の中に常にブランディングのことが意識されてしまうんですね。

コンビニに行った時、電話で話す時、テレビを見る時、雑誌を見る時、メールをする時、常に「ブランドを体現するものとは何か?」ということを考えるわけです。そうして考えていて至った結論は

「結局現場レベルで変わっていかないとブランディングではない」

ということです。だってそうですよね?いくらかっこいいロゴやホームページがあっても、「欲しい」「使ってみたい」というサービスや商品がないと魅力的なブランドとは言えないし、お店に行ってそっけない冷たい対応をされたら裏切られたような悲しい思いがしてもうそこのサービスや商品を利用しようなんて思わないですから。

従業員さん、アルバイトさんの話し方、商品の渡し方、メールの文面ひとつ、そうした細かいことの集合体がブランドを体現し、形を表すわけです。こうしたことを関わる人達全員が理解し、意識して実行しないとブランディングは成功しません。

 

 

本当に自社が伝えたいことについて真剣に考えている企業はないんじゃないか?

Webサイトを制作してていつも不満だったのが、お客様の「確認のプロセス」です。東京で仕事をしていた頃は広報の部署がある企業さんとお仕事をすることが多かったので、途中まではその担当レベルで仕事を進めていくのですが公開直前にようやく役員レベルの確認が入って修正が発生するということがよくありました。しかし、これはよく考えてみたらおかしな話です。

自社の価値を伝えるためのメディアを作っているのになぜギリギリまで経営に直接関わる役員が出てこないのでしょうか?単にWEBサイトが軽く見られているのでしょうか?それもあるでしょうが、何より日本の会社が「自社のブランドイメージのコントロール」ということに意識が希薄であることが根本の原因にあるのではないのでしょうか?

今までこうしたことが何度も繰り返される度に大きなフラストレーションがたまっていました。同時に「Webデザイン」という限られたジャンルでは企業と関係を持っても出来ることに限界があり、同じことが繰り返されることが「ブランディング」に向き合うことでよく理解出来たわけです。

では、「ブランディングに真正面から取り組もう」という結論に至ったわけです。

 

 

隗より始めよ、まずは自社のブランディングの整備から。

というわけで年明けから新しいサービスの展開も含めて弊社もしっかりブランディングを行っていこうと思います。主にWEBを使ったプロモーションを中心にノウハウを蓄積していこうと考えています。今年中には

  • リスティング広告
  • ソーシャルメディア運営コンサルティング
  • サイト制作・運営

を3つの柱にした、総合的なネットメディアPR企業として皆さまに認知して頂けるようにブランディング活動に励んでいこうと計画中です。というわけで、皆さま今年もよろしくお願いします。
それではまた次回!

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